アルパカ
アルパカは、南米アンデス地帯の海抜3000m~4500mに住んでいるラクダ類の動物です。
一日の寒暖の差がマイナス20℃~プラス30℃というとても厳しい環境の中で耐えて住んでいます。このような環境の中で育つアルパカの毛は、良質でやさしく、細長く、しかし、強く丈夫で、耐久性や保温性にも優れた特徴を持っています。
また、アルパカの毛は、他の動物と比べて、ナチュラルカラーのバリエーションにも富んでいます。
毛刈りは、1年に1回のみ行われ、その中で生まれて初めて刈り取った毛を「ベビーアルパカ」と呼んでいます。特に、生後0~6ヶ月のベビーアルパカの毛は、さらに細くやわらかく滑らかで光沢があり、とても貴重なことから、高級品として世界各国でも人気となっています。
アルパカ毛糸の特徴
ペルーのピマコットンの特徴
ペルーのピマコットン:コットンの帝王
生育環境
特別な綿を生育させるためには、それに適した土壌や気象状況を必要とします。
ペルーのピマコットンは、赤道近辺の温度と、適量の湿気を備えた肥沃な土地で栽培されます。
結果、絹のような光沢と信じられないくらい柔らかな手触りのコットンが誕生します。
手作業による収穫
商業的な綿とは異なり、ペルーのピマコットンは、機械で刈り取るのではなく全て手で摘み取られます。機械での収穫は、綿のなめらかさに影響を及ぼし、黄色がかったざらざらの不純物が入ったままの物になります。
一方、手作業による収穫は、染料に馴染みやすい鮮やかな白い色合の物となります。
特別な品質と自然さ
どの天然繊維でも手触りが良いのは、繊維がより長いものとより柔らかなものです。
ペルーのピマコットンの長さは約3.4cmの超長繊維綿で普通の綿と比較すると2倍から3倍の長さです。柔らかく絹のようで、とても耐久性があって、繰り返し洗濯をしてもよれよれになり難い綿です。
そして、他の繊維とは異なり、ピマコットンは皮膚アレルギー症の方にも安心して使われており、非常に優れた天然繊維と云えます。